■RAN日本代表部、AMネット共催セミナー

「タスマニア森林破壊と野生動物〜
日本の紙原料供給地の現状〜in Osaka」のお知らせ



【日時】11月8日(水曜日) 午後6時30分〜8時30分
【場所】大阪聖パウロ教会 1階会議室
地図
【最寄駅】阪急梅田駅、JR大阪、地下鉄梅田駅
【参加費】無料。
【会場電話】06−6377−5144(関西NGO協議会)
【後援】関西NGO協議会
(配布資料準備の関係上、参加希望の方は、連絡先(ran_toyo@yahoo.co.jp)に、氏名、あれば所属などと、「〜を見ました」を添えて、ご一報いただければ幸いです。)
 地球の宝とも言われるタスマニアの貴重な森林が伐採され、大半が日本の紙原料として輸出されています。こうした伐採によって、多くの固有の野生動物たちも、大きな影響を受けています。環境規制を免除して、商業伐採、輸出促進を進めるタスマニアの森林問題の現状について報告します。
 タスマニア森林問題についての詳細や写真については、
 こちらをどうぞ→ http://TreesNotGunns.org/jp


●タスマニア森林問題の概説
 地球の宝とも呼ばれているタスマニアの森林は、様々な固有の野生動物が生息している豊かな森です。樹高70メートルを越す巨木や樹齢400年の天然のユーカリと温帯雨林の森です。このタスマニアは北海道よりも一回り小さな土地ですが、年間平均1万五千ha(1日で甲子園球場のグラウンド40個分)の面積で、一面の木々を全て伐採する「皆伐」が行なわれており、保護価値の高い森林や原生林を含めた天然林の伐採が行われています。伐採後の土地は大規模植林地に転換するために火炎弾を投下して焼き払います。さらに、昨年末に州有林で使用停止となった猛毒「1080」を混入させた毒餌を使って、私有林では、いまだ野生動物の無差別「駆除」が行われており、標的以外の保護対象動物たちにも多くの影響が出ています。2004年時点で、年間、少なくとも10万匹が犠牲となっているとの推定がありますが、これも過小評価だと言われています。

 1997年末にオーストラリアの連邦政府とタスマニア州政府の間で結ばれた地域森林協定(RFA)という条約によって、それまでの輸出量上限規制は自由化され、現在、広葉樹輸入チップの2割に相当する400万トン近い木材チップが日本に輸出されています。もともと、オーストラリアでの木材チップ産業は、日本の製紙会社や商社によって調査され、開発されてきたもの(70年代から日本へ輸出開始)です。現在、上記のように、タスマニアの森林では、大規模な皆伐や植林地への転換が継続されており、大きな問題となっています。また、このRFAに基づく伐採作業については、絶滅危惧種法の重要規定が適用除外となっているなど、商業伐採に関する環境面での規制緩和が行われています。

 この伐採によって得た木材はチップにされ、大半が日本へと輸出され、紙原料となっています。信じがたいことかもしれませんが、私たちが使っている紙の原料供給地での出来事です。多くの方々に知っていただきたいと思っています。関西地域の方、是非、ご参加ください。
 ご要望があれば、出張講演も行いますので、ご連絡ください。
 タスマニア森林問題についての詳細や写真については、
 こちらをどうぞ→ http://TreesNotGunns.org/jp

<レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部 連絡先>
【電話】03−3341−2022
【FAX】03−3341−2277
【メールアドレス】ran_toyo@yahoo.co.jp 
【担当】 川上(かわかみ)
【ウェブURL】http://TreesNotGunns.org/jp



■レター・アクション・サポータ(LASメンバー)募集中
  このタスマニアでの森林問題解決のために、「ここぞ」というときに、電子メール、手紙、FAXなどによる意見表明に参加していただけるレター・アクション・サポータ(LASメンバー)を募集しています。http://treesnotgunns.org/jp/get_involved/
 ご協力いただける方は、ran_toyo@yahoo.co.jp まで、「LASメンバー参加希望」と書いて、氏名、(あれば)所属などをご連絡ください。事務所に来る必要はありません。全国からの参加大歓迎です。



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