AMネット連続学習会  

「時代を読む」その3 

一握りのお金持ち、大多数のその他大勢
〜格差社会の起こる根源〜



世界を覆うグローバリゼーションの波に、経済を始めとするあらゆる分野での
格差の拡大は確実なものになっています。
その波は富めるところをより豊かにし、持たない人々からは生きる権利をも
奪おうとしているのです。
そういう世界の状況の中で、この国も例外ではありません。
私たちのまわりを見渡してください。
無関係な事だと冷静な気分でいられますか?
今回は、日本の社会のあり方、人間のあり方を深い洞察力で発言しておられる
ビル・トッテンさんをお招きし、「格差社会」について話して頂きます。
そして、自分自身の問題として、みんなで考えてみませんか?


 

【講師のプロフィール】

ビル・トッテンさん
パッケージ・ソフトウエア販売会社「アシスト」代表取締役。
1941年米カリフォルニア州生まれ。 1969年 システム・デベロップメント社(SDC)に在籍しながら南カリフォルニア大学経済学博士号取得。同年、SDC社員として日本の市場調査のため初来日。72年、資本金100万円、社員7人でアシスト社設立、代表取締役となり、現在に至る。 『アングロサクソンは人間を不幸にする』(PHP研究所)など著書多数。 テレビ出演や講演なども精力的にこなす。


水野阿修羅さん
「1949年生まれ。1970年万博景気にわく大阪に職を求め、大阪釜ヶ崎に住み、
日雇い労働生活。「暴力手配師」たちと闘う釜ヶ崎共闘に参加。同時に在日外国人差別の撤廃・部落解放運動・女性解放運動などの差別撤廃運動との関わりも深まる。1991年4月よりメンズリブを始め、1995年よりワークショップを始める。著書に『その日ぐらしはパラダイス』ビレッジプレス(1997年3月)がある。


赤羽佳世子さん
1949年生、団塊世代。結婚退職、母性神話が当然のこととされていた時代で、悩むこともなく退職。13年間の専業主婦を経て、職場復帰はパートしか選択の余地がなかった。賃金を初めとする様々な差別に疑問を感じながらも、「正社員ではないから」とあきらめていた。一方、家庭や社会で女性が差別から解放されるためには、経済的な自立が必要だと痛感。2000年、パート労働者の均等待遇に取り組むコミュニティユニオンに出会う。2004年1月、コミュニティユニオン関西ネットの女たちを中心に、思いを共有する人たちと「働く女性の人権センターいこ☆る」を設立。パートで働きながら運営委員として、男女が、共に働き共に家族責任を担える社会を創るために活動。



とき 12月2日(土).
14時〜16時30分


◆ところ 大阪NPOプラザ 
大阪市福島区吉野4-29-20 Tel: 06-6460-0268
(阪神電鉄野田駅・地下鉄野田阪神駅から徒歩10分)
   地図

参加費 1000円
   (AMネット会員は500円)

 

【プログラム】
14:00〜15:00 ビル・トッテン氏基調講演
『この国は誰のものか』
15:00〜15:20 質疑応答  
15:20〜15:30 休憩
15:30〜16:10 パネルディスカッション

1
6:10〜16:30 質疑応答


【パネルディスカッション】
パネリストビル・トッテンさん・水野阿修羅さん、赤羽佳世子さん
コーディネーター三輪敦子さん(AMネット理事)


 主催 (特活)AMネット   後援 (特活)関西NGO協議会

 

 

 

 

 

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